2026/07/16

【個別垂水 高等部】「分かる」「分からない」(学問探求)

 みなさんこんにちは。創造学園個別垂水校2号館、略して創個垂水2です。7月2週目に入り急激に暑くなってきました。夏といえば、夏季講習です。現在垂水校2号館へも多くのお問い合わせを頂いております。皆様興味を持って頂きありがとうございます。まだ、若干ですが空き席もございますので、「学習方法を変えていきたい」という方はここをクリック!(夏季講習申し込みのページに飛びます) 特設ページは小中学生の話が中心となってますが、高校生も勿論申し込めます♪

 今回のテーマです。お問い合わせ頂く中でよく、「勉強の仕方が分からない」というご質問を頂きます。「勉強」そのものにつきましては、以前テーマとして取り上げさせて頂いてますので、こちらをご覧下さい。 そして、今回は「分かる」ってどういうこと?について触れていきます。ここをしっかり押さえておかないと、折角聞いた勉強方法も、「分からない」となってしまいますよ。

「分かる」は4つの段階(状態)に分かれる!

     

  1. 「知る」段階
  2. 「整理する」段階
  3. 「納得する」段階
  4. 「再現する」段階

この4段階になります。「納得する」の段階までくれば、一応「分かった」と言えますが、「再現する」の段階まで進まないと、人間の脳の構造上、残念ながらすぐに「忘れ」ます。

では、各段階について、具体的な「学習方法」を例に、一つずつ見ていきましょう。

■「知る」段階

 近年、社会学、心理学、脳科学など、様々な角度から「学習方法論」の研究が進んでいて、中でも効果が高いとされている方法の一つに「アクティブ=リコール(Active_Recall)」という方法があります。昨年実施された創造学園個別の「高3生夏の勉強合宿」の中で、参加した生徒たちから最も印象に残った学習方法として挙げられました。

 第一段階は、情報としてまずは「知る」「覚えている」「聞いたことがある」が必要になります。具体的な中身については現段階では触れませんが、とにかくそういう方法がある、「名前」が付けられている、ということを、まずは頭の中に入れることがポイントです。知識が全てとはいいませんが、知識は増やしていく方が色々と役に立ちます。

■「整理する」段階

 「アクティブ=リコール」を敢えてカタカナ英語から意味的に漢字変換するとしたら「能動的復習法」となるでしょうか。夜寝る前に、その日1日に学習した内容を「復習」するのですが、ノートの見直しなどの「受動的」方法ではなく、何も書いていない紙などの上に、「内容を思い出しながら」書き出す。という手法です。インプット型ではなく、アウトプット型の「復習」/「見直し」と言えます。

 第2段階は「整理する」です。自分自身の経験や知識、他の知識(言葉)と結びつけていくことで頭の中を整理していきます。整理しやすいように「受動(受け取る)」と「能動(自ら動く)」、「インプット(入れる)」と「アウトプット(出す)」という言葉を比べるように説明させて頂いております。スポーツなどの名シーンを頭の中で再現したりとかしませんか?それと同じです。なお、頭の中で整理整頓できた状態を「理解した」といいます。

■「納得する」段階

 「アクティブ=リコール」という方法について、あまり時間をかける必要はありません。一つの項目(科目)について「5分」で十分に効果があります。一つも思い出せないのであれば、そこで改めてノートを見直せば良いのです。能動的な「思い出す」作業を挟んでいるため、頭の中に入りやすい状態が生まれます。さて、ここで問題が一つ発生します。行動に移すか、移さないか、です。繰り返しますが、この方法は、カタカナ英語で名付けられている通り、世界中の各大学での研究成果を元にしています。本当に実行するか、しないか、なのです。

 第3段階は「納得する」であり、自身の感情が大きな影響を与えます。「誰が発言したのか」によっても聞き手による受け取り方が変わってくるため、何とも言えない部分もあります。勉強合宿において、「印象に残った」のは、Youtube等でも活躍する特別ゲストによる講演だったということも大きな要因だと考えられます。ただし、「でも自分には」と、「行動に移せない言い訳」を考えている間はこの学習方法を「分かる」ことはないでしょう。昔からいわれている「物わかりが良い」=「素直に聞き入れる」と同じことです。しかし、繰り返しますが、「感情論」を無視するわけにはいかないのが難しいところです。

■「再現する」段階

 「アクティブ=リコール」という学習方法について、実は特別な方法でもなく、自分の好きな歌を「覚える」方法と類似しています。歌を覚える時、自分の頭の中で音や歌詞を思い出しながら、「声に出す」をしませんか?意外と身近な方法論なのです。

最後の段階です。3段階目まで到達できていれば「分かった」とは言えますが、やはり、実際に「行動」して、実感することで「体得」します。学術的に述べるとすれば「知識」が「知恵」に進化した、「使えるようになった」段階と言えます。

■ まとめ

 今回は「学習方法」を具体例として解説しましたが、「分かる」「分からない」は、かなり幅の広い言葉になります。同じ「分からない」でも、自分がどの段階にいるのかによって、対処方法も変わります。創造学園個別で、自身の「分からない」を明確化して「学習方法」を見直す夏にしてみませんか?お問い合わせ、お待ちしております。

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