高校への進学に合わせて入学。当初は目標もなく漠然と勉強をしている印象が強く、モチベーションがかなり低い状況でした。
将来の夢について面談を繰り返し行う中で、看護師を目指すことに。そこから志望校を定め、合格するために最善の勉強方法は何なのかを一緒に考えました。本人が部活で忙しかったため、塾に来るのは対面授業の週 1コマ、他の科目は映像授業を利用して、家で勉強をしてもらう習慣をつけるよう提案。
将来の夢を見つけるまでは、何のために勉強をするのかがはっきりと見えていない様子でしたが、現在では「将来の夢の実現のために今から頑張りたい」と自分の意思で行動してくれています。
勉強する習慣がついておらず、宿題を忘れることもしばしば。性格は明るく活発ですが、一方で集中力に欠け、授業中につい私語をしてしまうのが難点でした。
私立高校受験でも必須となる英語・数学の受講を勧め、平常授業とは別に「自学管理」の取り組みを提案。ほぼ毎日通塾してもらい、当日の目標と実際に進んだ内容をチェックしてから帰宅させるため、「とりあえず座っているだけ」という状況にはなりませんでした。
最初は嫌々であった「自学管理」も当たり前のこととして取り組めるようになり、継続的な学習習慣が身についていきました。その結果、「兵庫統一模試」で「39.7」だった偏差値が、 8月時点では「50.0」にまで上昇しました。
小4の時、算数に不安を感じて入学。文章題で読み取り不足が多く、理解不足が生じていました。基本・標準問題はできますが、応用や発展問題は自力では解けない状態でした。
毎週の対面授業は算数(現在は数学)。予習型の授業で、毎回の小テストで前回の学習内容を確認し、理解不足があればもう一度同じ内容を授業で扱いました。中学進学後は、塾で予習、学校で復習のサイクルを確立。小テストや定期テスト前の確認テストで 8~9割を取れることを目標にしました。
納得のいく点数が取れなかった時、次の目標は「数学は100点を目指す」と宣言してくれました。元々数学(算数)が苦手でしたが、高得点を取れるイメージを持つことができ、得意科目として見始めるまでになっています。