個別伊川谷校広場
― 学びを変える特集 10月号 ―
計画の新常識
― 「やる気」に頼らず、勉強を続ける方法 ―
10月は、学校行事や部活動などで忙しくなりやすい一方、 定期テストや受験に向けた学習も本格化する時期です。
「勉強しなければ」と思っていても、 予定通りに進まない。 そんな経験がある人も多いでしょう。
そこで今回は、計画を立てることそのものを目的にしない、 「実行できる勉強計画」について考えてみます。
新常識① 「勉強する」ではなく「何をするか」を決める
「今日は数学を勉強する」
これだけでは、何をすればよいのかが曖昧です。
例えば、
- 数学ワークを5ページ進める
- 英単語を20個覚える
- 理科の○○単元を復習する
というように、やることを具体的にすることが大切です。
「勉強時間」だけを決めるのではなく、 勉強の中身まで決める。
これが計画を実行する第一歩です。
新常識② 計画は「完璧」に作らない
計画を立てるとき、 「毎日3時間勉強する」 「学校から帰ったらすぐ勉強する」 と、理想的な予定を作りすぎてしまうことがあります。
しかし、予定通りにいかない日があるのは当たり前。
大切なのは、予定が崩れたときに全部を諦めないことです。
「できなかった」=「失敗」ではない
翌日に少し調整して、また計画に戻ればいい。
続けられる計画こそ、良い計画です。
新常識③ 「毎日同じ量」ではなく「忙しさに合わせる」
部活動や学校行事がある日と、 時間に余裕がある日では、できる勉強量は違います。
だからこそ、 「忙しい日は少なく、余裕のある日は多く」 という考え方も大切です。
【忙しい日】
英単語10個+数学の復習
【普通の日】
学校ワーク+英単語
【時間がある日】
苦手単元の復習+予習
状況に合わせて勉強内容を変えてみよう。
新常識④ 「できたこと」を記録する
計画を立てたら、実際にできたことを記録してみよう。
- 今日は何ページ進んだ
- 英単語を20個覚えた
- 昨日間違えた問題を解けた
など、小さな達成を残していきます。
すると、自分がどれだけ勉強してきたのかが見えるようになります。
勉強は、目に見えて成果が出るまで時間がかかることもあります。
だからこそ、努力の記録を見えるようにすることが大切です。
新常識⑤ 計画は「振り返って完成する」
計画は、立てたら終わりではありません。
週末などに、
- 予定通りできたこと
- できなかったこと
- 思ったより時間がかかったこと
- 次に改善したいこと
を振り返ってみよう。
そして、次の週の計画を少し修正する。
このサイクルを繰り返すことで、 自分に合った勉強方法が見つかります。
10月は「自分で学ぶ力」を伸ばす月
勉強ができるようになるために、 いつも誰かに予定を決めてもらう必要はありません。
自分で考えて、
を決める。
そして、
を振り返る。
その積み重ねが、少しずつ 「自分で勉強する力」になっていきます。
計画は、未来の自分への約束。
10月は、完璧な計画を作ることよりも、 実行できる小さな計画を続けることを意識してみよう。