2026/09/17

【創造学園個別学園都市校高等部】志望動機書とAI

こんにちは。創造学園個別学園都市校高等部です。

3年生にとっては9月は「出願」どうする?と頭を悩ませる時期になります。9月15日には、共通テスト出願も始まります。昨年より、出願の方法がWebへと切り替わりました。現役生も個人で申し込みを行うことが前提となっていますので注意が必要です

大学共通テスト出願サイト

 今回は年内入試を受験するにあたって作成する「志望動機書」がテーマとなります。毎年のように「志望動機書」の添削を依頼してくる生徒がおります。「いろいろな人に見て貰う」のは動機書の完成度を上げる上では重要であるのですが、ここ数年でAIを利用して作成しただけのものを添削に回してくる生徒が増えてきました。

「自分は大学での学びを通じて何を成し遂げたいのか」
「何故その大学・学部・学科なのか」

 上記2つが志望動機書の中核をなす内容となりますが、「何を成し遂げたいのか」の部分+理由、のみは自身で作成(※箇条書き)し、あとはAIに丸投げ、で作れるようになってしまっています。更には文体の整序等も行ってくれるため、一見すると「完璧に仕上がった」文章が作成されます。一見すると、というのが大きな落とし穴となります。

「成し遂げたい」と「何故その学科」がずれる。

 AIを使ったからだとは一概には言えないのですが、「別の学部で扱う内容が混ざっている(シラバスを見ても受講できない)」といったケースや、そもそも「成し遂げたいこと」と「学科」が一致していないなど、大学側が公開している情報をほとんど見ていないのだな、と感じさせられる文章が作られるケースが多く見られます。

 「成し遂げたいこと」は人間側が書くことで、それに対してAIは「一致していない」とは返せません。動機書を作成することが絶対ですので、何とか体裁を整えようとした結果、「見た目だけ」は完成された文章が生成されます。「見た目」が綺麗に仕上がっていますので、「正しい情報」と、情報精査を行っていない人間側が勝手に思い込んでしまうのです。

大学内部・就活現場でも発生している現象、「AI VS AI」でもある

 作成側が「AI」を多用するようになった結果、評価側も「AI」を使用せざるを得なくなり、「AI VS AI」というギャグのような構造が生まれてきています。ただ情報を拾ってきただけのレポート。それも1次情報(発信元)ではなく、2次情報(まとめサイトなど)、3次情報(ブログなど)をつぎはぎしたもの。AIに丸投げした場合、余分な情報まで拾ってきて要約するため、成果物の信憑性が下がることになりますが、見た目だけは綺麗なので作成者側は気にせず評価者に提出する。評価者もAI使用は一瞬で見抜けますが、どこまで使っているのか、の判断はできないため、一旦AIに評価させる、となっています。

このような事態が大学内部でも問題視されており、レポ-トや論文作成時のAI利用に関するルール作りが早急に行われているとのことです(AIの使用過程を明記すること、等)

面接で何を話すか、を考えながら志望動機書を作成する

「AIに生成させて、その内容を丸暗記し、面接に臨む」人が増えているため、「丸暗記」を揺さぶるための質問を面接官が行う、そもそも書いた内容が本人のものなのかを確認する作業が「面接」へと変わりつつあります。だからこそ、「初手AI」ではなく、「最後のチェックにAIを使う」、に留めたいものですし、その後の面接対策がしやすくなります。

勉強の進め方や進路について不安なことがあれば、いつでもスタッフに相談してください。 学園都市校のスタッフ一同、皆さんの頑張りを校舎でお待ちしています!

創造学園個別 学園都市校(高校専門)
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