【個別板宿校】12月は“記憶の月”?古代ローマのカレンダー雑学と、年末勉強法
一年の終わりは、新しいことより「片付け」が効く
カレンダーも最後の一枚になりましたね。
実は12月(December)は、もともと古代ローマでは「10番目の月」だったことをご存知ですか?
ラテン語で「DECEM」は「10」。
昔は3月が1年の始まりだったため、12月は10番目だったのです。
時が経ち、1年の始まりが変わっても名前だけが残った……なんだか歴史のロマンを感じますね。
年末は脳の「メモリ解放」の時期
さて、そんな1年の締めくくりである12月。
勉強においても、非常に重要な意味を持っています。
人の脳には、「完了していないタスクほど気になってしまう」という性質(ツァイガルニク効果)があります。
「あれも終わってない」「ここも苦手なまま」
そんな“やり残し”を抱えたまま新しい年を迎えると、脳のメモリが無駄に使われ、集中力が下がってしまいます。
だからこそ、12月は新しい知識を詰め込むよりも、
「やりかけ」を完了させて、脳をスッキリさせることに時間を使うべきなんです。
「広げる」より「固める」が正解
具体的には、以下の2つに絞るのがおすすめです。
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×のまま放置した問題を解き直す
新しい問題集を買う必要はありません。模試や定期テストで間違えた問題を「○」に変える。これだけで、実力は確実に底上げされます。 -
「目次」を見てストーリーを思い出す
教科書の目次を眺めて、「この章はこんな内容だった」と言葉にしてみる。思い出せない箇所こそが、あなたの弱点です。
知識の大掃除で、最強の新年を
部屋の大掃除と同じように、頭の中も整理整頓が必要です。
「あれ、なんだっけ?」をなくして、
「これなら大丈夫!」に変えていく。
12月を“記憶の仕上げ”に使えば、1月からの伸び足は劇的に変わります。
スッキリ整理された頭で、自信を持って新しい年を迎えましょう✨
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