【個別板宿校】できる人は高めてる?“自己効力感”ってなに?
―「私はできそう」が行動のスタートになる―
最近、“自己肯定感”という言葉を耳にする機会が増えましたよね。
自分には価値がある、と感じられること。
それは安心感や心の安定をつくる大事な要素です。
ただ――
勉強に向かう力を支えているのは、
実は別の感覚かもしれません。
それが 自己効力感。
「自分ならできそう」「やればなんとかなるかも」
そんな 行動につながる自信 のことです。
自己肯定感との違いは「根拠」があるかどうか
| 用語 | 感覚の種類 | 根拠の有無 | 勉強への影響 |
|---|---|---|---|
| 自己肯定感 | 自分には価値があると感じる | なくても成立 | 心の安定・安心の土台 |
| 自己効力感 | “自分ならできそう”と思える | 経験が根拠になる | 行動・挑戦へのスイッチ |
自己肯定感は“存在の肯定”
自己効力感は“行動につながる自信”
たとえば——
「昨日より点数が上がった」
「時間をかければ解けた」
こんな “できた根拠” が積み重なると、
自然と“やってみよう”を選べるようになります。
自己効力感が高い人に見られる共通点
- 「どうすればできるか」を考える
- 小さな成功を積み重ねている
- 結果より“過程”に注目している
こういった生徒は、点数の変化にも敏感です。
少しの成長でも、自分で見つけることができるからです。
自己効力感を伸ばす3つの方法
① 記録して“見える化”する
→ 努力が残ると、行動に根拠が生まれる
② 思考をことばにする
→ 面談や振り返りで言語化すると、理解が深まる
③ 目的を小さく分ける
→ 「ここまでできればOK」という設計が始めの一歩になる
才能より “伸びしろを見つける力” が大事
自己効力感は“才能”ではありません。
小さな成功を積み重ねながら育っていく感覚です。
勉強を
「できないから始めるもの」ではなく
“できるようになる過程” として捉えられたとき、
自分への見方が変わり始めます。
努力に根拠が生まれれば、やる気は自然に育ちます。
その土台となるのが―― 自己効力感 なのです。
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