2026/09/03

【個別垂水高等部】思考力と質問

 こんにちは。創造学園個別垂水校2号館、略して創個垂水2です。前回のテーマは、志望動機書とAIでした。今回は引き続き「AI」も関連するテーマと、「思考力」にまつわるお話です。また、中の人が指導している際の「感覚」でのお話ですので、学術的な信頼度はまた別だとお考え下さい。また、大学群に関しては「関西」基準となります。

「質問」の仕方と、「合格している大学」のレベル

「質問の質」となりますが、はっきりと差が出やすいのが「数学」「物理」「化学」となりますので、その3科目での違いを見ていきます。また、大学のレベルについてですが、「偏差値」を物差しとした場合、という条件を付け加えておきます。

  • 「質問」をしないでただ固まっている・・・・・・学術分野を伸ばすよりも他を伸ばした方が良い
  • 「この問題が分からない」・・・・・・産近甲龍レベルに届くかどうか
  • 「解説のこの行までは理解できたのだけど、この行で引っかかる」・・・・・・産近甲龍~関関同立
  • 「解説の解法以外のこの方法でいけそうな気がするけれどどうなの?」・・・・・・神戸大以上

それぞれ少し深掘りしていきます

 質問をしないで固まってしまう・・・・・・自身の思考が整理できない、言語化を苦手としている、精神的に問題を抱えているなど様々なケースが考えられますが、無理に「学業」を進めるよりも、自身ができることを「生活の糧にするには?」と、行動に移していく事が重要です。寧ろ、「大学入学が当たり前」といわれる時代において、高卒で社会に出る選択をするということもまた評価するべきだと中の人は考えております。

 「この問題が分からない」・・・・・・質問するだけまし、とも受け取れますが、時間をかけれもなかなか伸びないタイプです。「思考過程」を質問者に丸投げして、その過程を丸暗記することで「その問題」へは対処できるようになる。暗記で対処するようになるため、応用問題になると解けなくなるケースが増えます。「初めて見る問題だから」が、口癖。決められたことだけは最低限こなすことができるが、それ以上はやらない、ともいえます。だから、時間を掛けた割に(忘れていく分も含めると)伸びにくくなります。

 「解説のこの行までは理解できたのだけど、この行で引っかかる」・・・・・・自身で一度「思考」を行い、その上で「納得ができない箇所がある」と質問してきます。大抵の場合は、どこかで見落としがある、と結論づけられることが多いのですが、初見の応用問題であったとしてもとにかく挑戦しています。試行回数が増えて行くにつれて、次の質問段階へと変化していきます。

 「解説の解法以外の方法で」・・・・・・最終的には「解説」の方法が最短ルートであることで落着しますが、その過程で様々な発見をしています。この質問ができるようになった生徒は、基本的に自学自習で突き進んでいくことができます。

「思考力」と「志望動機書」の話

 それでは、前回の内容とつなげていきます。「総合型選抜」や「学校推薦型(公募)」で書くことになる「志望動機書」ですが、こちらにおいても「この問題が分からない」という質問をする生徒は「自身の志望動機のみ書き、あとをAIに丸投げした」文章を、学校の先生や塾に添削を依頼すし、完成した文章を暗記して面接に臨むことになります。

 逆に、「解説のこの行までは」という質問をする生徒は、大学のアドミッションポリシーの要約を行わせる、文章の整序をAIに行わせるなど、部分的に利用しています。「解説の解法以外」の質問をする生徒は、一旦は全部自分で書き上げて、矛盾点や不一致がないかなどの粗探しをさせることが多い印象があります。

質問をの質を上げていくためには

 「この問題が分かりません」以外の質問は、質問をする前に「準備」が必要になります。従って、授業開始時の「質問ありますか?」に対して、「ある」と答える人は、何かしらの準備をする必要があります。最後に応用編、大学の面接等で最後に聞かれる「他に質問はありませんか?」に対して、面接内容を踏まえた上での質問を返した場合、「思考力のある人物」と評価されることになります。平安時代に例えるなら、即興で返歌を行える人物が教養のある人材として評価されるのと同じ構図となります。

 創造学園個別垂水校では、通塾する方の「質問の質を上げる」ための取り組みも行っております。

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