個別伊川谷校広場
― 学びを変える特集 12月号 ―
中学生のための「暗記」から始める学び改革
12月は一年の学習を振り返る時期だ。 「頑張ったのに覚えられなかった」「テストで思い出せなかった」 そんな経験をした中学生も多いだろう。 だが、その原因は努力不足ではなく、暗記のやり方にある。
新常識① 人は忘れる生き物
人間の脳は、覚えた情報を自然に忘れる仕組みを持っている。 一度覚えただけで記憶が残り続けることは、ほとんどない。
「忘れる=ダメ」ではない。 忘れることを前提にした勉強こそが、効率的な学習につながる。
新常識② 暗記は才能ではなく方法
暗記が得意な人と苦手な人の差は、才能ではない。 違いは「覚え方」を知っているかどうかだ。
読むだけ・書くだけの勉強は、頭に入った気になるが、 実際には思い出せないことが多い。 記憶を定着させるには、声に出す・書き出すといった アウトプットが欠かせない。
新常識③ 最初にやるべき暗記勉強法
暗記の基本は、教科書を音読し、 重要語句を自分の手で書き出し、 「質問→答え」を頭の中で再現することだ。
覚えようと意識しすぎず、まずは口と手を動かす。 この流れが、短期記憶を長期記憶へと変えていく。
忘れた後が、本当のスタート
忘れた内容を思い出そうとする瞬間、 脳は最も活発に働く。
暗記は「忘れた後」にやり直してこそ完成する。